受験生のサマポケ感想【アプリver】
Summer Pockets(以下サマポケ)をpockets√までクリアしたので感想を書きたいと思います。なんで、センター試験を控えた受験生がこの時期にこんなことをしているかというと、先日にAndroidのアプリ移植版がリリースされて我慢できなかったのが理由ですね。(勉強しろ)手軽に始めやすくはなったと思うので、興味ある人は是非やってみてください。
それでは感想書いていこうと思います。
※※※※※※※以下ネタバレ注意※※※※※※※
プレイしていった順に書いていきます。
・しろは√
しろはかわいい。
パッと見で好みなんで最初にプレイしました。内容としては、未来予知で人に不幸をもたらすために、人と関わりを避けているしろはが主人公の出会いを通して明るくなっていくという内容でした。日常の掛け合いがいいのはもちろんの事、作品の根幹となる伏線や説明が多くありました。普通に主人公とヒロインが恋愛するのは大好物なんでかなり楽しめました。特に最後のお別れで、船の出発してから叫んで告白したのに船がトラブルで戻ってきて、顔赤くするのめちゃすこ↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑ここすき↑↑↑↑↑↑↑
あと、四天王スクワットもすき
・鴎√
洞窟を二人で探検するのはすごい子供心をくすぐられ、プレイ中ずっとわくわくしてましたね。夏休みにしたやただ、さすがkey作品最後は泣ける展開でした。もう居なくなって帰ってこない鴎のために海賊船を一生懸命作り続ける羽依里に感動しましたね。というか、最初は、羽依里が昔に島に来たことがあると思ってたんで、完璧に騙されましたね。安易な、昔実は会っていた系じゃなかったことはとても👍
この気持ちめちゃくちゃわかる、わかりみが深い。あと、水辺のCG好きですね、何がいいかはいいませんがw
・紬√
個別√で一番感動しました。紬と羽依里、静久の友情と、紬と羽依里の恋愛がちゃんと共生して丁寧に描かれていたのがすごく良かった。もう会えなくなってしまう紬のために、死ぬまでの行事を一週間に詰めてやるっていうアイデアはめちゃくちゃ好きだし、そのために協力する登場人物たちの優しさがとても心に滲みました。個人的には、他の√のキャラもたくさん関わってくることですね。しろはとの独特な関係には笑いました。まぁ、なんといってもこの√の魅力はラストシーンですよね!もう最後のシーンは涙無しには見られませんでした。紬の歌は、今も耳にすごい残ってます。
このラストは、二人の別れとともに、永遠とも思える夏休みにも、終わりが来るというこの√でのテーマをうまく表していると思いますね。
このCG見ると悲しくなる
あと、ここからうみちゃんのセリフが変わってましたね。
・蒼√
物語に大きく関わってくる七影蝶について大きく踏み込んだ√ですね。蒼がそこらじゅうで寝ていることや、エロ話に敏感な設定にシリアスな設定があったのはさすがだなと思いましたね。
紬√やった後だったんで、この話が出た時には思わず声が出ましたw別√の話を少しだけ絡める演出好物すぎる。
ぶっちゃけるとこの√は、メインの話より挙げたような演出の方が心に残りましたね。他の√よりイチャイチャの仕方が一歩進んでたのは特徴ですけどwあと、青系の髪の双子っていうとなんかで見たことあるような気が…
この√の時は、うみちゃんと一緒に風呂に入るとかいうスーパー不健全なイベントが発生します。でも、ALKAクリアしてから実は健全なんじゃないか?とか思いましたw
・ALKA√
うみ√、しろはトゥルーと言ったところでしょうか?一番好きな√なんで長めに書きます。真面目なシーンの話する前にギャグシーンで盛大に笑ったとこを
これは、頭おかしい🤔
まぁ、それはそれとして
この√で判明したのは、羽未がしろはと羽依里の子供で、未来から心だけ遡ってきてるということ(しろはの未来予知も同じ、つーか鳴瀬家の遺伝?)そして、羽未の出産時にしろはが命を落としてしまうということ(ク○ナドかな?)
まぁ、この√の何が良かったって最初は仲の良くなかった羽依里としろはとうみが家族になっていくという過程が丁寧に描かれていたことですね。この√も紬√同様に他√のキャラが関わっていたのでもう好みドスレートですね。
かくれんぼや、プールのシーンでは3人を囲む仲間たちの温かさで心がほっこりしました。
↑心が洗われるCG
まぁ、そこで終わらないのがkey作品でしたね。不自然な程に当たるうみの絵日記の天気、絵本に書く物語、そしてしろは√での出来事をなぞるようなこの発言。
これにより、しろは√で向き合った課題が再浮上しましたね。
この件は、しろは√と解決方は同じでしたね。ここのしろはめちゃくちゃかわいい。だが、その裏ではうみの幼児化とうみについての記憶が消え始めます。
↑こういう演出好きだけど、こわくない?こわくない?
↑ベタな演出だけど一番胸が苦しくなる。
上の写真滅茶苦茶好きだから尚更やばい。
そして、ラストの花火のシーン
このシーンが一番泣いたシーンです、愛し合う二人で花火を見る、最高のシチュエーションのはずなのになにか腑に落ちない、とても大切なものを忘れている気がする、もうこれだけで胸が苦しくなりました。そして、うみが現れて最後のおわかれをします。
↑うみちゃんのことを忘れていたしろはの後悔の気持ちがすごく伝わってくる
そして、先述したようにしろはと羽依里は結ばれるも、しろはは羽未の出産時に命を落とします。
このシーンで、うみやしろは(周回時)の記憶が共有されてるんですかね?なかなかこの辺の話は複雑で難しい。
・Pocket√
この作品のフィナーレです。
過去に戻る力がなければしろはが死ななくてすむのじゃないか
↓
その原因を取り除くためにしろはが幼少期の時代に行く(あれ?なんかリ○イトで似たような展開見たような)
主人公が七海というキャラクターに変わります。僕は、正体を羽依里だと思ってましたがとんだ勘違いでしたねw(四天王の違和感とかはうみちゃんも知ってるというミスリード?)
うみとしろはの再開は、涙無しにはみられないものでしたしラストとしては申し分ないと思います。
ただ、
このシーンを見て思いませんでしたか?
僕は、こう思いました
『おい主人公どこ行ったし!』
ALKAで描かれたのは、しろはとうみと羽依里の三人の絆でした。なのに、このシーンとその前後では羽依里が出てきません。これだと、しろはとうみの二人のストーリーという感じがしてなにか解せませんでしたね。まぁ、その後羽依里が少しうみを思いだしてしろはと出会うシーンは良かったので、まぁトータルで見るといいんかな?と思いますがw
時系列複雑なので自分なりにまとめると(間違ってたらコメントください)
しろはの父事故死
↓
しろはの母失踪(過去にいった?命を落とした?)
↓
夏休み
しろはと羽依里出会い、付き合う
そして結婚
↓
しろはがうみと入れ違いで命を落とす
↓
羽依里がうみに虐待?(うみに冷たいのは、しろはと同じ力を発現させないためぽい?)
↓
羽依里がしろはの葬式に1人で行くのを知り、1人で島に向かう、過去に戻る力が発現
↓
羽依里としろはが出会う夏休みに戻る
↓
夏休みをループ(ヒロイン√等もこの時で、祭の日あたりに過去に戻っている?)
↓
ALKA√
↓
しろはもループしていたことを知り、救うためにしろはの母失踪直後に戻る
↓Pocket√で未来改変
ED
こんな感じですかね?
だいたいは理解したつもりなんですけど、まだ境子さんの正体とか、なんだかんだ出てこなかった加藤のばーちゃんとか謎は多いです。
・総評
シナリオも良し、CGも綺麗、BGMはもちろん神。非の打ち所がないですね。センター一ヶ月前というとんでもない時期にプレイしてしまったけれど、後悔はしてません(謎の自信)卓球が出てきたり、聖地が直島だったり(港くらいしかわかんなかったけど)色々親近感の湧く作品だったのも良かったですw
あと、感動系の作品は、アニメよりも長い時間かけることによって感情移入がしやすいノベルゲーの方が個人的にいいと再確認できましたね。他の人の感想見ると、いい評価も多いんですけど、過去作の焼き直しって言ってる人もそこそこ見受けられました。でも、逆に綺麗な絵と別のシナリオで、keyの名作をまた楽しめると考えたら得じゃない?とか思いましたね。
まぁ、そんなところです。
最後にAndroid版の利点と欠点を紹介して終わろうと思います
・利点
価格が安い(全√開放で4000円)
スマホでできる
・欠点
ミニゲームがない(致命的)
しろは√クリアしてから読み込み遅い(端末によるだろうけどね)
√をまとめて買ってしまうとタイトル画面の演出がなくなるというか、Pocket√クリア後?になる
こんなところですかね。自己満で書いたとは言え、やっぱり読んでもらいたい気持ちはあるので、ここまでもし読んでくれている人がいれば、ご精読感謝します。
ここらへんで受験生はおとなしく勉強しようと思いますw
それでは